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 栃木県真岡市亀山2215-3 柳(やなぎ)行政書士事務所
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加害者側保険会社の賠償案は妥当なのでしょうか? というお問い合わせをよくいただきます。

妥当なのかどうかは、被害者さんが受けた損害、将来受ける損害を埋めるに十分かどうかで判断されますので、それは、被害者さんが判断すべきことなので、当事務所でお答えすることはできません。

ただし、賠償の相場と比べてどうなのかと問われれば「お安いですよ」とお答えせざるを得ません。

賠償の相場は、弁護士会が赤い本、青い本にまとめてくれています。

この本は、誰でも買うことができますし、地域によっては、図書館にもおいてあります。

当サイトはじめ、さまざまなサイトでも案内されていますが、裏付けを取るという意味では、赤い本、青い本を確認されたほうが賢明でしょう。

そもそも、賠償案は、「被害者」が提案するものです。

それは、法律でそう定められているからというのもそうですが、被害者さんの職業、生活などを正確に知らない加害者側が、損害額を計算するのは不可能だから、被害者が計算、立証しろというルールになっているのです。

また、好き好んで、大きな賠償を積極的に行おうとする加害者や、加害者側保険会社がするハズがなく、この方たちができるだけ小さな賠償案を提案してくるのは、当然であるという事情もあります。

普段のお買いもので「値切り」があるのと同様、賠償にも「値切り」があるのは当然のことです。

立場うんぬんの問題ではなく、値切りは、お金を払う人がするものだからです。

ところが今度は被害者さん側に、損害の計算方法がわからない、という問題が発生し。

まるでそれを埋めて差し上げる親切であるかのように、保険会社が計算してくるのが、保険会社の賠償案ですから、相場よりお安くなるのは当然です。

もしあなたが、欲しい商品を見つけた時に「お値段はあなたの自由に決めてください」と言われたとき、あなたはどんな値段を付けますか?

まして、その商品価格の原価が3万円で、売値の相場が5万円だと知っていた時、あなたはいくらと値段を付けますか?

原価を自賠責保険から出る保険金だと考えれば、保険会社の提案方法、人として理解できないこともないですよね。


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しかしながら、このサイトに掲載してあることは、必ずしも、全ての場面に当てはまるものではありません。
手続等をされる際は、出来る限り、当事務所やお近くの専門家、関係機関への相談等をご利用下さい。

   

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