せき柱(胸腰部)の関節可動域は、
主要運動が屈曲+伸展
参考運動が回旋・側屈
となっています。
主要運動 <屈曲+伸展>
・基本軸が仙骨後面
・移動軸が第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線
・測定肢位は体幹側面、立位、腰かけ座位または側臥位
股関節の運動が入らないように行います。
参考運動 <回旋>
・基本軸が両側の後上腸骨棘を結ぶ線
・移動軸が両側の肩峰を結ぶ線
・測定肢位は座位
骨盤を固定して行います。
参考運動 <側屈>
・基本軸がヤコビー(Jacoby)線の中心にたてた垂直線
・移動軸が第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線
・測定肢位は腰かけ座位または立位。
体幹の背面で行います。