交通事故被害者相談駆け込み寺
どのような経緯であなたがこのホームページに辿り着いたのかはわかりませんが、少なくとも「あなた自身」、もしくは「あなたの大切な方」が、交通事故に遭われたのだと思います。
まずは、お見舞い申し上げます。
ところで、今、あなたが、抱えている苦しみ、悩みは何ですか??
心の底から「つらい」と感じていることは何でしょうか。
交通事故の恐怖ですか?
治療や保険会社への不安ですか?
違いますよね。
それは誰にも「理解されない」ということだと、私は思います。
あなたは、あなたやあなたの大切な方が受けた怪我、苦痛、そして今なお続く痛み、さらにはその交通事故による後遺障害を将来においても背負っていかなければならないのではないかという不安を背負っていらっしゃいますよね。
しかも、その後遺障害になんらの賠償もされず、後遺障害のみを背負っていかなければならない可能性すらあることに、うすうす気付き始めていらっしゃいますよね。
そして、現実に、保険会社はじめ、周りの方に冷たい対応をされ、さらには、今ある交通事故による自覚症状が、後遺障害として認められないのではないかどうかという不安を抱えることになり、もしかしたら、後遺障害の説明が足りずに、すでに後遺障害を認めない、もしくは、そもそも交通事故事故が原因ではない、と宣告され、不安どころか、奈落の底で途方に暮れて、このホームページにたどり着かれたんだと思います。
それを、誰かに打ち明けたとして、果たして、どれだけの方が、その苦しみに理解を示してくれたでしょうか。
交通事故の相手方が、あなたの苦痛を理解しようとしないのは、ある意味、仕方がないのかも知れません。
しかし。
職場では「交通事故を理由にサボっている。おおげさだ。」と言われ。
家庭内でさえ「もう、治ったんじゃないの? 本当に痛いの??」と言われ。
医師もまた、あなたの訴えに真剣に耳を貸すことはなかったのではないでしょうか。
もし、そうでないなら、あなたは幸せです。交通事故被害者相談駆け込み寺に滞在する理由はありません。
でも、もし、
・精神的に傷つけられるのが怖くて打ち明けられない
・すでにあちこちで精神的に傷つけられている
などの理由で、交通事故に起因する経済的、身体的苦痛や不安を感じていらっしゃるのであれば、もう少し、このページを読み進めてみてください。
もしかしたら、「交通事故被害者相談駆け込み寺」が、あなたやあなたの大切な方のお力になれるかも知れません。
このサイト内を見て回る、このページの記事を下まで読んでみる、無料サービスを利用してみるなどして、ゆっくり、その可能性を確認してみてください。
どうして、このホームページの名前が「交通事故被害者相談駆け込み寺」であるのか、当事務所が、経済的な損失の回復はもちろん、あらゆる意味で、交通事故被害者の唯一の理解者として、多くの交通事故の被害者の方にご利用いただけているのかが、確認できると思います。
きっと、このホームページとの出会いが、交通事故と言う不幸中の幸いであることにお気づきいただけると思います。
交通事故の専門家は「顔が見える」ことが重要です。 サイトの内容とメール相談等で専門家の専門性を、 ブログ等で賠償までのパートナーに相応しいかどうかを確認の上 お問い合わせ・ご依頼をいただければと思います。 |
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交通事故による経済的な損失、精神的な苦痛を相手方や周囲に知らしめる方法は、いくつかあります。
・話し合い
・自賠責保険の手続き
・裁判所利用の手続き
しかし、話し合いがあまり有効でないことは、すでにご存じですよね。
では、なぜ、残った2つの中で、自賠責保険の手続きが重要なのでしょうか。
先に、裁判で言えば、判決を受ければ、それに基づいて相手方から強制的に賠償を受けることができます。
とりわけ、相手が保険会社であれば、支払い能力がないばかりに、受け損ねることもないでしょう。
しかし、裁判の手続きは、お金もかかりますし、見た目が派手なので、他人様に知れると、仮に経済的損失が回復できたとしても、周囲の方々に身体的、精神的苦痛を理解してもらうことは難しいのではないでしょうか。
そこまでやらなくてもとか言われ、精神的な二次損害が発生することも少なくありません。
だからこそ、裁判の専門家では無く、手続きの専門家であるところの行政書士に興味を持っていただけたんだと思います。
しかし、実は、自賠責保険の手続きが、精神的損害の回復や、拡大を防ぐのみならず、経済的損失の回復に、非常に有効かつ重要であることはあまり知られていません。
あなたも、うっすらとは自賠責保険の重要さを感じていらっしゃるかと思いますが、どんな理由で、どれだけ大きな影響があるかまでは、ご存じないかもと思います。
なので、ここで、図で示しながら、自賠責保険が経済的損失の回復にどんなに大きな影響を与えているか、どうしてそうなるのかをご案内させていただきます。
交通事故の損害賠償は、二つの保険制度があいまって、非常にわかりにくいものになっています。
言葉で説明するなら、まず、自賠責保険からの支払いがあり、その不足分を任意保険が支払う、保険が無い場合はその部分は当然に加害者が直接支払うべきものとなります。
ただし、この説明では、自賠責保険の手続きが、任意保険会社の支払いに大きな影響を与えるものであることが、言葉からは伝わりにくいと思います。
そこで、下の図を見てみてください。
※金額の差を考えると、自賠責の保障部分はもっと高さは低いのかも知れませんが、それだと字が入りきらないのでごめんなさい。
言葉の説明だと、自賠責という箱の上に、任意保険の箱が乗っている積み木のようなものを想像されると思います。
ところが、上の図を見ると、実はいびつな三角形をしていることがわかります。
それというのも、自賠責は、支払額に上限が定められていることから、四角形で表現することができるのですが、賠償については、そうとは言えないからです。
そして、普通の三角形や四角形にならないのは、自賠責が賠償に与える影響が原因となっています。
自賠責の支払いは上限があるので、長方形で表現し、金額が右に向かって増えていきます。
そして、賠償は、一般的に自賠責の判断(とりわけ、後遺障害については)に沿って行われるため、その自賠責の判断の上に、砂を積むような形になります。
当然、自賠責の判断が大きければ、砂を積んでよい面積が大きくなりますから、よりたくさんの砂を積むことができるようになり、大きな山が作れることがわかると思います。
つまり、自賠責保険は、賠償の基礎となるのです。
自賠責保険が、損害賠償に大きな影響を与える理由と、大きさが理解して頂けたと思います。
そして、その土台や山のうちわけを見てみましょう
任意保険は山と言うよりも、丘に近い形の山を作ろうとします。それが図のオレンジの部分です。
一般的に賠償の参考にされると言われてるのが、赤い山。
場合によっては、さらに角度のきつい山を作り上げることもできるでしょう。それが黄色の部分です。
これを、例えば後遺障害が認められなかった場合と、後遺障害9級が認定された例で見てみましょう。
下が、後遺障害が認められなかった場合。
受けられるであろう賠償は、自賠責部分と赤い本三角形として、以下のような黄色の部分になります。
次が後遺障害9級が認定された場合。
自賠責保険部分の土台が右に広がり、その分、上乗せの山の高さが増しているのがおわかりいただけますでしょうか。
そして、黄色の部分が交通事故賠償の総額となります。
山の形は、被害者さんの状況によって、なだらかだったり、より険しい崖みたいな山になることもあるかも知れません。
この、土台である自賠責の判断を右に広げていくのが、自賠責・人身事故の専門家としての交通事故行政書士の仕事です。
そして、土台の上の山をより険しい急角度の山にするのが、訴訟や交渉の専門家である、弁護士さんの仕事と言えます。
もちろん、訴訟において、土台から作ることも可能ではあります。
しかし、ダメなら後がありませんし、結果が不透明な仕事は、弁護士さんも引受ずらいという事情があります。
訴訟はお金もかかります。
依頼する被害者さん側に、背水の陣というプレッシャーと、さらなる経済的負担がのしかかるのです。
しかし、自賠責から、適正な判断を引き出しておけば、任意保険も、訴訟になった場合なら裁判官も、原則これに従いますので、その後の損害賠償額も予想しやすく、場合によっては弁護士さんも引受け易いということになります。
また、加害者が任意保険に加入していれば、紛争処理センターを利用(利用料はかかりません)し、そこにいる弁護士のあっせんを受け、東京三弁護士会基準(赤い本)に限りなく近い賠償を受けることができます。
さらには、自賠責保険の手続きでは、それが思わしくない結果であっても、自賠責保険に異議申し立ての手続きができますし、その上、紛争処理機構の利用、それでもだめなら訴訟と、まだあとがあることから、いきなり訴訟をする場合に比べ、はるかにリスクが少ないというメリットがあります。
そうであるなら、人身事故においては、まずは、自賠責保険に手続きをしてみることが重要であることがご理解いただけると思います。
任意保険会社が代理を申し出る(事前認定と言います)ことがありますが、自賠責保険がその後の賠償に与える影響の大きさから、被害者にとって好ましくない行動をとることがありますので、その申し出を受けることは得策ではありません。
被害者自らが、自賠責保険に対し直接請求する、被害者請求による手続きを取ることが大切です。
当事務所を始め、多くの行政書士は、この極めて大きな自賠責保険のメリットを、交通事故被害者さんが適正に受けることができるように、最大限の努力とサポートをしています。
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自賠責保険の手続きの中で、被害者側から自賠責保険会社に手続きをとる「被害者請求」には、多くの意味と、価値があることはご理解いただけたかと思います。
しかし、次に、その手続きに専門家、とりわけ行政書士を関わらせる意味があるのか、という疑問もあるかと思います。
親切な任意保険会社に手続きを依頼してもいいのではないでしょうか。ただでやってくれますし。
でも、考えてみてください。
加害者であれ、任意保険であれ、大きな賠償をすれば、自身の財布が痛みますから、賠償額はなるべく抑えたいのは同じです。
特に、賠償額に大きな影響を与える後遺障害など、認めたくないのは当然ではないでしょうか。
加害者は「人をはねた!」「人を死なせてしまった!」とショックと、罪悪感を抱えています。
目の前で人を傷つけたり、死なせたりして、平静を保てる人間など、そうそういるものではありません。
ところが、保険会社は、事故の場面を見てませんから、そういった感情は一切なく、賠償を事務手続きとして進めていきます。
つまり、できるだけの賠償をさせていただきたいという気持ちを生み出す罪悪感が保険会社には無いのです。
相手は、利益を上げるべく活動している企業です。
被害者個人の生活と、任意保険担当者や任意保険で働く従業員みんなの生活を天秤にかけて、被害者個人の方に傾く理由がありません。
こうすれば後遺障害が認められやすいであるとか、好意的な協力が得られないことはもちろん、そもそもこの手続きを伏せ、後遺障害の疑いがあっても入通院のみで賠償を終わらせようとする担当者もいますし、保険会社の顧問医に、要らない意見書を、被害者の承諾無しに添付することすらあります。
それでも、手間が省ければ、親切そうな任意保険に頼んだ方が楽でいいと思われるのであれば、それでいいと思います。
しかし、ここまで読み進めたあなたなら、被害者自身で自賠責保険に手続きを取る被害者請求が有効であることはすでに理解されていることと思います。
でも、それなら、被害者請求というくらいなので、被害者が自分で手続きをすればいいのではないか、という考えが脳裏を横切ると思います。
自賠責の判断は、原則書面で行われます。
しかも、被害者自身が書く紙は少なく、医師や整復師さんが書く診断書や施術書が重要になります。
相手に、自分のことを、しかも必要なことを確実に伝えるのは、難しいことではないでしょうか。
大切と思っても、関係ないことを言い過ぎたり、大切なことを伝えていても、医師が大切と気付いていなかったり。
そこで、書面のプロである行政書士を活用されてみてはどうでしょうか、ということになります。
示談交渉はできないまでも、今手続き中なのでちょっと待っててとか、保険会社との事務連絡の授受は、行政書士に任せることができますので、保険会社とのやり取りと言う心理的負担からも解放されます。
後遺障害に限って言えば、自賠責保険から後遺障害の認定さえ受けていれば、ご自身で、紛争処理センターで損の無い賠償のあっせんが受けられますし、そこでも不満なら、そこで初めて訴訟を考えればいい話です。
だから、後遺障害を判断する自賠責保険手続きの専門家、行政書士の力が重要なのです。
これが、多くの交通事故被害者の方に、行政書士が選ばれている理由です。
そして、そのご期待に添えるべく、多くの行政書士は、手続きのみならず、医学的知識、医師との折衝の技術を日々磨いています。
自賠責保険の手続きの専門家である行政書士を利用することにメリットを感じていただけたでしょうか。
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実は、私は、交通事故が原因ではないにしろ「腰椎間板ヘルニア」を背負っています。
(証拠のMRIを載せておきます。右の写真4と5の間がわかりやすいです)
最近は「硬い床に寝ると平気」という事実に辿り着き、発症を抑えていますが、本当につらい時は、左脚の痛みで、毎日、深夜に目が覚めたものです。
動けないわけではありませんでした。
むしろ、動かないと痛みが軽減しない種類のものでした。
どのような姿勢をとっても痛い。楽な姿勢というものが存在しない痛み。
しかし、世の中の人は、ヘルニアといえば、動けなくなるのが当たり前と思っていますから「動けるうちは平気」と侮ります。
そして、残念なことに、夜が明けると共に、左脚の痛みは軽減してしまいます。軽減と言っても、未明の激痛に比べれば、なんとか我慢ができる、という程度です。
朝起きてきた嫁は、深夜、私がどれだけ苦しんだのか、わかりません。
病院の医師でさえ、目の前で、痛みが激しく出ていない以上、私の苦しみに理解を示すことはありません。
動くと楽になる、と説明しているのに、MRIも撮らず、歩いているうちに、痛みで歩けなくなるはずの「坐骨神経痛」と診断し、「毎日でもリハビリに来た方がいいよ。」などと言う病院から転院し、遠方の病院に行きました。
痛みに耐え、自分の運転で病院に行くのも、悪かったのかも知れません。運転できるんだねと、周りの人間には、苦しみが理解されなかった。
深夜の痛みへの恐怖を抱えながら床につき、案の定、深夜に痛みで目を覚ます毎日のなか、「もうだめだ・・・。救急車を呼ぼう・・・。」そう思ったある日の未明。
嫁が2階の寝室から降りてきました。そして、私が苦しみ、もだえ、のたうちまわる居間をのぞき、こう言ったのです。
「うるさい!!」
そして、ドアを閉め、2階に消えて行きました。
涙が出たのは、脚の痛みのせいでは、断じてありません。
しかも、夜が明ければ、また、痛みは薄らいでいくのだから、痛みとは逆に、絶望感は深まるばかりです。
ブロック注射の繰り返しと、硬い床に寝る(医師はむしろ、低反発のマットレスを勧めましたが、私の体には合いませんでした)という手法で、なんとか、現在に辿り着いています。
苦しむ私を見て、嫁がよく言う一言はこれでした。
「出産に比べれば、たいしたことはない。」
「出産は、鼻からスイカを出すほどの痛みなんだぞ! それくらい痛いの!?」
確かに、私は、出産をしたこともなければ、これからすることもないでしょう。しかし、嫁とて、この苦痛を味わったことも、鼻からスイカを出したこともないはずです。
のちに出産と、腰椎間板ヘルニア、両方を体験した人に、どちらが苦しいのか、尋ねる機会がありました。
「出産は、産めば終わる。少なくとも女性にはその苦しみを理解してもらえる。しかし、ヘルニアは、いつ治まるのかわからない。周りの人間にも理解されない。身体的苦痛はどちらがより痛いのかは、比較できるものではないが、精神的には、ヘルニアの方が辛かった。」
神経症状に関わらず、交通事故で怪我をする、後遺症を負う、というのは、それほど一般的ではなかったり、人によっては負う後遺障害も異なることから、よき理解者を得ることは非常に困難であるように思います。
しかも、交通事故が原因ではない、被害者意識を伴わない苦痛であっても、このような苦しみと、悲しみを感じなければならないのだとしたら、交通事故の場合は、なおさらではないかと思うのです。
交通事故被害者が、その家族に「ヘビのようにしつこいね。」と言われた、なんて話もあります。加害者側に言われたのではありません。被害者が、その家族に投げかけられた言葉です。
あなたの感じている自覚症状、後遺障害・・・。
自賠責保険に、それが、後遺障害として認められれば、少なくとも、あなたの周りの人間の、あなたを見る目に変化があると思うのです。
後遺障害や、因果関係の認定によって、保険金が得られたり、賠償金の額が大きくなったり、というのも大変重要ではあります。
しかし、まずは、後遺障害の認定によって、あなたの抱える精神的負担が軽減されることを切に願いながら、当事務所は、日々、業務に当たっています。
あなたの理解者が必要なとき、当事務所を利用してみてくだされば、と思います。
本当に身近な法律家、というものが、どのようなものであるか、感じていただけると思います。
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交通事故の損害回復に、自賠責保険の手続きが重要な理由、それに専門家を依頼する理由、専門家として行政書士を選ぶ理由は、ここまで読み進めたあなたなら、もう、わかっていることとおもいます。
では、あまたの専門家の中から、どうして、当事務所が選ばれているのでしょうか。
それも、ここまで読み進めたあなたなら、もう、わかっていることと思います。
もし、まだ迷いがあるのでしたら、このホームページをくまなくご覧になったり、無料サービスを利用してみるのも良いと思います。
私は、耳触りの良い言葉でごまかしたりできません。
それをやったら、これまで、あなたをはじめ、多くの交通事故被害者さんを困惑させてきた任意保険会社や、その他の方々と、なんら変わらなくなってしまいますよね。
また、保険会社や自賠責保険、医師を、被害者の共通の敵として、被害者さんとの結束を固めるようなことも、できればしたくはありません。
それは、自分に力の無い指導者のやり方ですよね。
しかしながら、どうしても、交通事故賠償に関わる人達というのは、どうしても「営利的」ですので、敵っぽい受け取り方は避けられません。
任意保険については、もはやどうにもなりませんが、医師にしても営利的なビジネスなのですから、被害者とは対立的になりがちです。
でも、実弾や金の羊羹無しに、医師の協力を受けることは必要です。
私は、積極的な提携をせず(提携がある場合は、そもそも医師の判断を疑われてしまいます)、医師の営利性にも配慮しながらのお付き合いを心がけています。
医師に、家族のメシ、従業員のメシより、被害者の生活を優先しろ、とは言えませんから。
その配慮が、医師からの自然な協力を引き出すことにつながっています。
中には、人の命こそ重く扱っても、人生を軽く見る100%ビジネスの医師もいますが、なんでもかんでも敵に回してたら、味方にするべきはずの医師でさえ、敵に回してしまいますから、まずは医師を立てることが必要ですよね。
私は、嫁におびえて毎日を暮らしています(詳しくはブログで)が、仕事そのものは、娘の笑顔と将来のために、心血を注いで取り組んでいます。
娘の笑顔や幸せがうれしいからこそ、私には、あなたやあなたの大切な人の交通事故に起因する悩みを取り除き、失った利益と笑顔を取り戻し、その周りの人の笑顔をも取り戻したい、そうやって幸せの笑顔の循環を広げたい、そういう思いが嘘偽りなく湧き上がるのだと思います。
「そのままでは、お金を損する! お金を損する!!」とまくしたてる方もいらっしゃいます。
確かに、経済的な賠償から、私たちの報酬は発生するのでしょうから、放っておくと損するお金がより大きい人の方が、いいお客さんなのかも知れません。
しかし、ご存じのように、当事務所は、交通事故により受ける損害は、経済的な部分だけではないと考えています。
精神的な部分は、慰謝料の計算の考え方同様、本来、お金で計算で計算できるものではありませんし、目に見えないからと言って、軽視してよいものとは思えません。
法律がカネで解決しろ、と言っているからといって、相手にお金以外の方法で請求できないとしても、精神的負担の軽減を図ってはいけないという義務もありません。
できれば、気持ちも楽になっていただきたいと思うのは間違いなのでしょうか。
当事務所では、慰謝料の問題等は、交通事故被害者さんが、真に交通事故の苦痛から解放される、笑顔を取り戻す、被害者の方の周辺の笑顔を取り戻す、その一つの手段でしかなく、人生と取り戻す全てだとは思っていません。
法律家っぽくない考え方なのかも知れませんね。
周りには、当事者でなくても、あなたを苦しめる方もいますよね。
しかし、それは、あなたの暗い顔を見るのが辛いから、上手に言葉を選べず、心ならずも、あなたを傷つけてしまって、そして、あなたはますます暗く、それを見た人がまた、あなたを苦しめる悪循環に陥っているだけなのだと、私は信じたい。
だから逆に、賠償がされれただけでは、形はどうあれ、可愛さ余って憎さ100倍の言葉の通り、あなたを心に留め置いた人々の反感を買い、さらに偏見の目にさらされ、交通事故のことが解決した後も、精神的に苦しめられることもあるのではないかと、心配になってしまうのです。
この考えに共感され、精神的損害の悪循環をしっかりと断ち切り、経済的な部分はもちろん、精神的にも交通事故から解放されたいと思う方々が、当事務所を利用されています。
最後に、私は、私が関わることにより、大きく経済的損失が回復されたことを、周りの人に伝えて欲しいとは思っていません。
伝えてもらった方が、もしかしたら、私の仕事も増えるかも知れませんが、お金の話をしてしまうと、どうしても、変な感じになり、結局、偏見の目にさらされることになりかねませんから。
それに、無理に仕事が増えても、ひとりひとりと向き合い仕事をしている都合上、たくさん来てもらっても、受け切れません。
工場で大量生産できる仕事じゃありませんし、よくわからない同業者等に外注に出して上前を撥ねるような対応もできません。
交通事故関連に限らず、普段から、紹介料のやり取りも苦手ですので。
隠れ家的行政書士事務所で結構です。
そんなことよりは、変わった専門家がいる、面白い行政書士がいる、ブログの様子が可笑しいと言いふらしてもらえる方が、それを聞いた人に会った時に、話のネタができて、人見知りな私には助かります(笑)。
私は、常に、交通事故を「今となってはいい思い出」として語れる日」が来るお手伝いを心がけています。
交通事故の専門家は「顔が見える」ことが重要です。 サイトの内容とメール相談等で専門家の専門性を、 ブログ等で賠償までのパートナーに相応しいかどうかを確認の上 お問い合わせ・ご依頼をいただければと思います。 |
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